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筆箱の支配者

作り話ばっかりのブログ

がんばれ,トラエモン!

第76話   逃げ道


~前回のあらすじ~

Mr.Eの策略て、周りを深い溝に囲まれ、完全に身動きがとれなくなったのり太達。そしてMr.Eは、木の枝でのり太の体を串刺しにした・・・!!



木の枝は、スペアポケットごとのり太の体を貫通していた。


のり太:ガ・・・ハ・・・!!


のり太の血が、辺り一面に飛び散った。


しずか:のり太さん!!


Mr.E:まずは1匹。


Mr.Eは木の枝をのり太の体から引き抜くと、シャイアンに向かって投げ捨てた。


シャイアン:しっかりしろ、もやし!!


まだ息はあった。だが、いつ死んでもおかしくない状態だった。


のり太:グ・・・ア・・・ア・・・!!


しずか:(ひどい出血・・・早く手当しないと・・・!!)


Mr.E:人間は脆いねえ。僕だったらその程度の傷、一瞬で回復しちゃうのに。


シャイアン:(木の枝ごときで人間の体を貫通させるなんて、なんつう力だ・・・!!)


Mr.E:ああ。いいことを教えてあげるよ。このピザの斜塔第一階戦は、100番以内にゴールできなければ脱落で奈落の底に落とされることになってるけど、レース中に命を落とす、意識を失う等した場合も同様に奈落の底に落とされるから注意してね♪


シャイアン:なんだと!?おいのり太、絶対に意識を保て!!じゃないと脱落だぞ!!


Mr.E:ま、君達全員この場で死ぬんだから、言っても意味無いか。


その時、明智光秀がこちらに向かってきた。


明智光秀:の、のり太殿、大丈夫か!?拙者が不甲斐ないばっかりに・・・・・・ぐっ!?


その瞬間、明智光秀の体に変化が起きた。


明智光秀:ぐ・・・ぐあ・・・なんだ・・・ぐ・・・ぐあああああああああああ!!


明智光秀は、のり太のモンスターボールの中に戻っていった。


しずか:明智光秀が消えた!?どうして!?


Mr.E:ハハッ!これはラッキーだ。どうやら明智光秀を召喚した者が瀕死状態になると、自動的に明智光秀も消えるみたいだな。


しずか:そんな・・・!!


Mr.E:秘密道具も封じた。明智光秀も封じた。車も封じた。逃げ道も封じた。君達にはもう、何も残されていない。


唯一残されている物といえば、さっきシャイアンが使用した「ジャンボガン」くらいだった。


Mr.E:ま、でもここまで僕を楽しませてくれたことには感謝するよ。そうだな、お礼に君達に2つの選択肢を与えよう。


シャイアン:・・・・・・。


Mr.E:僕の「ディスソルーション・ショット」で溶けながら死ぬか。それともそこに倒れている少年と同じように、木の枝を突き刺して死ぬか。さあ、どちらか1つを選んでよ。


シャイアン:・・・・・・。


Mr.E:どうした?早く選ばないと、僕が勝手に決めちゃうよ?


シャイアン:悪いな。俺達は生き残る方を選ぶ。


シャイアンは「ジャンボガン」を構えた。


ドン!!ドン!!


「ジャンボガン」から2発の弾が発射された。しかし両方ともMr.Eには命中せず、後ろの2本の木に当たり、木はドサッと倒れた。


シャイアン:くそっ・・・!!


Mr.E:最後の悪足掻きも外したか。ま、例え当たってたとしても僕には通用しないけどね。


Mr.Eは、木の枝を構えた。


Mr.E:決めたよ。君達もこの枝を突き刺して殺す。3人とも同じ死に方なんて、ロマンチックだろ?


シャイアン:黙れ・・・!!


Mr.E:え?


シャイアンは、ぐっと拳を握りしめた。


シャイアン:シャイアント・パンチ!!


Mr.Eの腹に、シャイアンの拳が炸裂した。


Mr.E:ぐはっ!?


ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!


Mr.Eは後ろの巨大な岩に直撃し、岩は粉々になった。


シャイアン:今だしずかちゃん!!のり太を車に乗せるんだ!!


しずか:わ、わかった!!


のり達3人は、車の中に乗り込んだ。


Mr.E:痛あああ。なんだよあの力。本当に子供か?将来の夢はプロボクサーってところか。


Mr.Eは起き上がった。


Mr.E:ま、周りは深い溝で囲んであるし、逃げられるわけが・・・。


しかし、のり太達は車と一緒にその場からいなくなっていた。


Mr.E:(ば、馬鹿な!?逃げ道は完璧に塞いでおいたはず!!一体どうやって!?)


するとMr.Eは、倒れている2本の木を見た。


Mr.E:
あいつら、倒した木を橋にして脱出を・・・!!)


シャイアン達、なんとか逃走に成功!!第76話に続く!!



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