FC2ブログ

筆箱の支配者

作り話ばっかりのブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

がんばれ、トラエモン!

第95話   うごめく陰謀


~前回のあらすじ~

ミッフェーと遭遇したムネチ仮面は、ミッフェーの「アフリカ像を300頭噛み殺した伝説」が偽物であることを知った。



ー花畑・西方面にてー


ここでは、ムネチ仮面とミッフェーが雑談をしていた。


ムネチ仮面:君、ひょっとして1人でこの大会に参加したのかーい!?


ミッフェー:ううん。スヌーペーとキテーちゃんと一緒に参加したんだけど、2人共第1階戦で脱落しちゃって・・・。


ミッフェーの声は震えているように思われた。


ムネチ仮面:そ、そうなのかーい!?それは気の毒だよーん!!


ミッフェー:
こんなヒドイ大会だって知ってたら、参加なんかしなかったのに・・・。


ムネチ仮面:そりゃ、みんな同じだよーん!!


ミッフェー:でも僕は決めたんだ。死んでいったスヌーペーとキテーちゃんの為にも、絶対にで生き残ってみせるって!!


ムネチ仮面:おお!!小さい体なのに、頼もしいよーん!!


ミッフェー:でも、銀の球をまだ見つけてないのが現実なんだよなー。おじさんだってそうでしょ?


ムネチ仮面:うーん。でも僕が今探してるのは「銀の球」じゃないよーん!!


ミッフェー:ええ!?銀の球以外に何か探し物でもあるの!?


ムネチ仮面:しずかちゃんっていう女の子を探しているんだよーん。僕達の仲間だったんだけど、なぜは突然いなくなっちゃって。まずはそっちの方が優先だよーん!!


ミッフェー:そ、そうだったんだ・・・。


ムネチ仮面:じゃ、僕はこれで。君も頑張るんだよーん!!


ムネチ仮面はミッフェーから立ち去ろうとした。


ミッフェー:あ、待っておじさん!!僕もその女の子を捜してあげるよ!!


ムネチ仮面:およよ!?君は銀の球を探さなくていいのかーい!?


ミッフェー:困ってる人を見過ごすわけにはいかないよ。ここで出会ったのも何かの縁だし。一緒に女の子を捜そう!!


ムネチ仮面:え、本当!?助かるよーん!!


ミッフェーとムネチ仮面は、一緒に行動することになった・・・。



ー花畑・東方面にてー


シャイアン:ちくしょう、見つからねえなあ、銀の球・・・。


ここではシャイアンが銀の球を探していた。


シャイアン:・・・ん!?あれはまさか・・・銀の球!?


シャイアンは何かを発見し、それを拾い上げた。


シャイアン:キ、キタアアアアアアア!!銀の球・・・じゃなかった!!これただの野球ボールじゃん!!


シャイアンは野球ボールを遠くに投げた。


シャイアン:ったく・・・ん!?あれは・・・まさか今度こそ・・・!?


シャイアンは再び何かを発見し、それを拾い上げた。


シャイアン:キ、キタアアアアアアアア!!銀の球・・・じゃねえ!!ただのダイヤモンドだ!!またフェイクかよ!!


シャイアンはダイヤモンドを遠くに投げた。


シャイアン:って・・・・・・ええええええ!?今のダイヤモンドじゃん!!もったいないことしたああ!!


シャイアンは、遠くに投げたダイヤモンドを探しに行った。


シャイアン:どこだ、どこだ、ダイヤモンド・・・ん!?あの光っている物は・・・!?


シャイアンはその光っている物を拾い上げた。


シャイアン:キ、キタアアアアアアアア!!ダイヤモンド・・・じゃねえ!!ただの銀の球だ!!俺のダイヤモンドを返せー!!


シャイアンは、銀の球を力いっぱい遠くに投げた。


シャイアン:はあ・・・しずかちゃんも見つからねえし、踏んだり蹴ったりだな・・・。


その場でシャイアンは仰向けになった。


シャイアン:(なんか俺、今すっげえドジしたような気がしたけど・・・ま、いいか!!)



ー花畑・北東方面にてー


ここは、暗黒城が位置する場所。頂上には、覇王の手下であるMr.AとMr.Dが待機していた。


Mr.D:くそ、暇で暇でしょうがねえ。なあ、Mr.Aよ!!


Mr.A:まあ、ここまで登ってきた者はまだ1人もいないからな・・・。


Mr.D:だいたい、たかが人間にモンスター3匹を倒すなんて無理だと思わねえか?


Mr.A:我に言うな。覇王様に言ってくれ。それに、暇だったら窓の外を見るがいい。ここからだったら人間共の様子がよく見えるぞ。


Mr.D:
ああ・・・?


Mr.AとMr.Dは、暗黒城の頂上から花畑全体を見渡した。



Mr.A:我々の標的であるトラエモンは、北の方にいるな。仲間とは分散して行動しているようだ。


Mr.D:んなこと分かったって、俺達はここに待機しとけって言われてるんだから意味ねーだろ!!


Mr.A:うむ・・・そうだな・・・。


Mr.Aはしばらく考えた。


Mr.A:よし。我はしばらくここを離れる。Mr.D、お前はここで留守番をしておけ。


Mr.D:はあ!?お前覇王様の命令に逆らう気か!?


Mr.A:ここにいるのはお前1人で十分だろう。それに覇王様も一刻も早くトラエモンの「心の闇」を手に入れたいはずだ。


Mr.D:でも、なんでお前からなんだよ!!俺は「あいつら」に・・・!!


Mr.A:オーシャン仮面とブリブリ左右衛門に復讐したいんだろう?だが待て。今はトラエモンの心の闇を手に入れる方が先のはずだ。


Mr.D:ちっ・・・。


Mr.A:安心しろ。すぐに私はここに戻ってくる。その時に留守番は交代してやろう。


Mr.D:で、どうするんだ?トラエモンと直接対決でもするつもりか?


Mr.A:いや。トラエモンの心の闇はまだ完全に満ちてはいない。トラエモンの心の闇を最大限に引き出すには、やはりトラエモンの仲間を亡き者にするのが一番だろう。


Mr.Aは、再び窓の外を見た。


MrA:トラエモンと仲間は今、東西南北にキレイに分かれている。さて、どいつから消すか・・・。


Mr.D:南にいるヒョロっとした奴の方が殺しやすいんじゃないのか?


Mr.A:ああ。だが、簡単に殺せるような相手では面白くないからな。ここは一番歯ごたえがありそうな・・・東にいる奴にしよう!!


ついに動いた覇王の手下!!狙われたのはシャイアン!!第96話に続く。


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。