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筆箱の支配者

作り話ばっかりのブログ

がんばれ、トラエモン!

第94話  ミッフェーとムネチ仮面


~前回のあらすじ~

しずかちゃんが行方不明であることを知ったトラエモンは、1人でどこかに行ってしまった。そしてのり太・シャイアン・ムネチ仮面の3人も、別行動をとる決意をした。



ー花畑・北方面にてー


ここではトラエモンが、花畑を真っ直ぐに突き進んでいた。


トラエモン:しずかちゃーん!!どろ・・・どこいるんだよー!!くっそ噛んだじゃねーか!!


第2階戦が始まって30分が経過したが、未だにしずかちゃんは見つからなかった。


トラエモン:(なんで急にいなくなったんだよ・・・ひょっとしてもう脱落したんじゃ・・・?)


その時、トラエモンの前に何者かが現れた。


ドン助:へっへっへ!!そんなに急いでるってことは、お前銀の球を持ってるだろ!?大人しく俺に渡せば・・・。


トラエモン:邪魔だ!!空気砲、発射!!


ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!


空気砲が、ドン助に直撃した。


ドン助:アンギャアアアアアアアアアア!!


トラエモン:安心しろ!!意識を失わない程度の威力にしてやったからな!!


トラエモンは雑魚を倒すと、再び走り出した。


トラエモン:(しずかちゃん・・・絶対に見つけるからな・・・。)



ー花畑・南方面にてー


ここでは、のり太が銀の球を探していた。


のり太:うーん、見つからないなあ、銀の球。あ、そうだ。しずかちゃんも探さないと・・・。


その時、のり太の方に2人組が歩いてきた。


オーシャン仮面:おお、のり太君じゃないか。


ブリブリ左右衛門:その様子だと、銀の球は見つかっていないようだな。


のり太:オーシャン仮面とブリブリ左右衛門!!また会ったね!!そう言う君達はどうなの?


オーシャン仮面:全然駄目だ。つーか、この広すぎる花畑からたった2個しかない銀の球を見つけるなんて無理なんだよなー・・・。


ブリブリ左右衛門:いっそのこと暗黒城に行って銀の球を取ってこようと思ったんだが・・・。


※銀の球は現在、花畑の中に2個、暗黒城の中に3個ある。


のり太:えー、でも暗黒城にはモンスターが3匹もいるんでしょ!?無茶だよ!!


オーシャン仮面:それに、さっき暗黒城に突入した勇敢な少年を1人見たが、30分経っても戻ってこなかった。


のり太:うわ、それってモンスターにやられたってことじゃん・・・。


ブリブリ左右衛門:ま、お互い脱落しないように頑張ろうな。


オーシャン仮面とブリブリ左右衛門は、その場から去った。


のり太:(2人で一緒に行動してるのか。もし銀の球1個を同時に見つけたらどうすんだろ・・・?)



ー花畑・西方面にてー


ここにはムネチ仮面が銀の球としずかを探していた。


ムネチ仮面:しずかちゃーん!!僕が抱いてあげるから、早く出てくるんだよーん!!


その時、ムネチ仮面は前方にミッフェーがいることに気づいた。


ムネチ仮面:あ、あれは!!第2階戦が始まる前に見たミッフェーちゃん!!確かミッフェーちゃんはアフリカ像300頭を噛み殺したという伝説を持ってるって誰かが言ってたよーん!!


ムネチ仮面は、恐る恐るその場から逃げようとした。


ムネチ仮面:見つかったら殺されるかもしれないよーん!!その前に早く・・・。


その時、ミッフェーがムネチ仮面の方を見た。


ミッフェー:あ、そこのおじさん!!ちょっと聞きたいことが・・・。


ムネチ仮面:ひ、ひえー!!見つかっちゃったよーん!!


ムネチ仮面は、全速力でダッシュした。


ミッフェー:あ、あれ?ちょっと、何で逃げるのー!?


ミッフェーはムネチ仮面を追いかけた。


ムネチ仮面:お、追ってきたー!!追いつかれたら死んじゃうよーん!!やばいよーん!!


しかし、中年とウサギの足の速さはかけ離れており、ミッフェーはすぐにムネチ仮面に追いついた。


ミッフェー:何で逃げるのおじさん!!ただ聞きたいことがあるだけなのに!!


ムネチ仮面:ギャアアアアアアアアアア!!お願いだから、殺さないでほしいよーん!!


ミッフェー:殺す?何言ってるの?僕はそんなことしないよ?


ムネチ仮面:え!?だって君にはアフリカ像300頭を噛み殺したという伝説が・・・。


ミッフェー:あ、ああ。それ?その伝説はちょっと間違ってるよ。


ムネチ仮面:へ?


ミッフェー:正しくは「アフリカ像を300頭噛み殺した『夢』を見た」伝説を持っているんだよ。


ムネチ仮面:なんだそりゃよーん!!それじゃあんまり伝説すごくないじゃん!!


ムネチ仮面は、安心してその場に座りこんだ。


ムネチ仮面:ハアー。良かった。殺されるかもしれないと思ったよーん。


ミッフェー:考えてみなよ。僕みたいな普通のウサギがアフリカ像を300頭噛み殺すなんて無理だよ。


ムネチ仮面:そりゃそうか。ウサギが喋ってる時点で普通じゃないけど・・・。


ミッフェー:あはは、それもそうだね。


ムネチ仮面:で、君は僕に聞きたいことがあるんでしょ?何だよーん!?


ミッフェー:いや、おじさんの頭を見たら、なんでカツラを装着してないのかと思って・・・。


ムネチ仮面:よ、余計なお世話だよーん!!


ミッフェーとムネチ仮面、芽生えた友情!?第95話に続く。


※ちなみにムネチ仮面のカツラに関しては第8話参照。


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