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筆箱の支配者

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板東サトシの物語


第17話  転入生抹殺計画!


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朝礼が始まる前,タケシは友達の山田と話していた。


山田:知ってるかタケシ?今日この教室に転校生がやって来るんだぜ。


タケシ:え,マジ?どんな奴か楽しみだな!!


山田:いや,そうでもないんだよな・・・。


タケシ:ん?どういうこと?


山田:板東先生の過去を調べてみたんだ。そしたら,板東先生のクラスに転入してきた生徒は,翌日に転校してるんだよ。


タケシ:え!?アイツ転入生に嫌がらせしてんの?なんで!?


山田:さあねえ。ま,それは今日分かるんじゃね?


その時,板東が教室に入ってきた。


板東サトシ:席に着けやコラー!!


全員が席に着いた。


板東サトシ:さて。今日このクラスに転入生が来るわけだが・・・。


ダン!!


板東サトシは机を思いっきり叩いた。


板東サトシ:みんな転入生なんてカスだと思ってるよな!!なあ!!


タケシ:(誰1人思ってねーよ!!)


板東サトシ:そこで俺は教室の入り口のドアの間に黒板消しを仕掛けておいた。これで転入生が入った途端,チョークの粉まみれになるのだ。オケケケケケ!!さらにドア付近にはバナナの皮&ガビョウを数十個ばらまいておいた。転入生がバナナの皮で転んだ後,ガビョウ地獄に真っ逆さまだ!!オケケケケケケケ!!


タケシ:(悪魔だあああああああああ!!)


その時,生徒の1人が手を挙げた。


生徒A:先生,そこまで転入生を嫌う理由は何ですか?


板東サトシ:名前を覚えるのがめんどくせえんだよ!!


タケシ:(そんな理由でそこまでやる必要ないだろーーー!!)


その時,教室のドアが開いた。


転入生:みなさん,初めまして!!今日からこのクラスの一員と・・・。

・・・ん?今なんか落ちて・・・て何コレ!?黒板消し!?頭が粉まみれ・・・う,うわっ!?バナナの皮!?ちょっ・・・倒れる!!倒れるんですけど!!


グサッ!!


転入生:アアアアアアアアアアアアアアア!!


一同:・・・・・・・・・・・・。


生徒は全員,目を閉じていた。


板東サトシ:いやぁ,すまんすまん。うちのクラスの生徒は悪戯っ子が多くてさぁ。今度ちゃんと注意しとくから。


タケシ:(な・・・なんだコイツ!?)


転入生は血まみれになりながらも,なんとか立ちあがった。


転入生:ひ・・・ひどいクラスですね・・・。


板東サトシ:さて。早速お前に自己紹介をしてもらおうか。


転入生:あ,はい。


転入生は黒板の前に立った。


転入生:○○高校から来ました,五十嵐です。誕生日は6月10日,趣味は・・・。


板東サトシ:フフッ・・・。あ,すまん。思い出し笑いをしてしまった。


タケシ:(お前ーーー!!)


板東サトシ:で・・・名前はなんだって?


転入生:い,五十嵐です。


板東サトシ:五十嵐だぁ~?唐辛子の一種みたいな名前しやがって。覚えにくいから,お前のあだ名を決めてやろう。


転入生:いや,別にいいです・・・。


板東サトシ:うーん何がいいかな・・・。よし,決まった!!お前のあだ名は今日から「ああああ」だ!!


タケシ:(ゲームで適当につけるやつだーーーーー!!)


板東サトシ:で,趣味は?


転入生:えっと・・・趣味は・・・野球観戦・・・。


板東サトシ:何だって?「換気扇の絵を描く」?地味だなぁおい!!


転入生:いや,違いますよ!ていうか絶対わざとですよね!?



板東サトシ:
わざと?ああそうだ。正直俺はお前をクラスの一員として認めたくないんだよ。


その時,生徒の1人が席を立った。


生徒B:先生,今までの転入生に対する発言はあまりにもひどすぎると思います!!転入生に謝ってください!!


すると,次々と他の生徒達も席を立った。


生徒C:そうだそうだ!!謝れ先生!!


板東サトシ:僕は煙草を「吸いません」。


生徒D:ダジャレを利用して謝ってんじゃねーよ!!真面目に謝れ!!


板東サトシ:お前ら
は表面上ではそう言うけど,実際にはお前らもがびょうをばらまいたりしてるじゃねーか。お前らも俺と同罪なんだぞ!!


タケシ:(全部お前がやったんだろーーーー消えろーーーー!!)


転入生:や,やっぱり,みんなも先生と同じような,ひどいことを・・・。


生徒E:いや違うよ!?信じちゃだめだよ!!


転入生:ぼ・・・僕は・・・このクラスではやっていけない・・・う・・・うわああああああん!!


転入生は泣きながら教室を出て行った。


板東サトシ:転入生狩りミッション,クリアーーーー!!


一同:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


当然,その転入生が学校に来ることはなかった・・・。


第18話に続く。


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