第94話 サザエVSのり太!!
支配者:WYSIWYGテキストエイダー機能が壊れましたが,使わずに書きました。(汗
また,最近学校以外の人も見るようになったので,この「がんばれ,トラエモン」にしか出てこない,「史上最強の4人先生」について軽く説明したいと思います。
ウメツ 支配者の学校の理科の先生。ものすごくやせている。
ヤマグチ 支配者の学校の英語の先生。英語の発音がとても悪く,雑音に聞こえる。
サカイ 支配者の学校の体育の先生。学校内で1番恐ろしい。剣道の腕は,全国大会3位!!
ムネチ仮面 支配者の学校の数学の先生。ハゲている上に,太っている。
では,物語の始まりです。
のり太としずかは,小屋の中で休憩することにした。
しずか:私が監禁されている間,何か変化があった?
のり太:あ,うん,それが・・・。
しずか:どうしたの?
のり太:シャイアンが死んだよ・・・。
しずか:えっ・・・ホント?
のり太:うん。サザエさん一家の1人,マスオにやられたらしい・・・。
しずか:・・・トラエモンと,ムネチ仮面は?無事なの?
のり太:トラエモンは,今足を故障していて,どこか人目のつかないところで休んでいる。ムネチ仮面は,さっき会ったから無事だよ。
しずか:そう・・・スメ夫さんの次は,ジャイアンさんまで・・・。
しばらくして,のり太としずかは小屋の中から出た。
しずか:・・・で,そのモンスターボールには何が入っているの?
しずかは,のり太のポケットの中の,2つのモンスターボールを見て言った。
のり太:ああ,これ?これは史上最強の先生の1人,ウメツが入っているモンスターボール。
正義の心を持った者にしか使えなくて,僕も使えるようになるまで結構苦労したんだ。
しずか:ふーん。で,もう1つの方は?
のり太:こっちにはヤマグチが入っているけど,まだ呼び出せていない。僕が持っているのは,この2つだけだよ。
しずか:どうでもいいわね。
のり太:なにっ・・・。
しずか:話は変わるけど,この第2階戦をクリアするためには,「銀の球」が必要なんでしょ?のり太さんは持っているの?
のり太:フフフ,もちろん!しずかちゃんは持っていないんだろ?一緒に探してあげるよ。
しずか:・・・・・・。
のり太:シカト!?
こうしてのり太は,しずかの分まで「銀の球」を探すことになった。
ー10分後ー
のり太としずかは,草むらの中を探していた。
しずか:なかなか見つからないわね,銀の球。
のり太:そりゃそうさ。僕だってこの「銀の球」を見つけるのに何時間も・・・。
すると,しずかが何かに気付いた。
しずか:のり太さん,そこに誰かいるわよ!!
のり太:なに!!しまった,見つかったか!?
すると,そいつが姿を現した。
?????:飛んで火の入る夏の虫・・・。さっきの会話聞こえたわよ。あなた,銀の球を持っているんですって?
のり太:く・・・何者だ,お前!!
サザエ:サザエさん一家の1人,サザエ!!
のり太:サザエさん一家か!!
サザエ:さあ,痛い目に遭いたくなかったら,大人しくその「銀の球」を渡すのよ!!
しずか:(どうするの,のり太さん!?サザエさん一家って強いんでしょ!?)
のり太:(ああ。確かに強い・・・。よし,ここは僕に任せて,しずかちゃんは「銀の球」を持って逃げろ!!)
しずか:(えっ・・・いいの?せっかく手に入れた銀の球よ?)
のり太:(ああ,いいんだ。)
のり太は,サザエに見つからないように,「銀の球」をそっとしずかに手渡した。
のり太:(あと念の為に,これも持って行くんだ。)
のり太は,史上最強の先生の1人,「ヤマグチ」が入ったモンスターボールをしずかに手渡した。
しずか:(こ,これは・・・?)
のり太:(正義の心を持った者にしか使えないけど,しずかちゃんならきっと使えると思う。さあ,早く行くんだ!!)
しずか:ありがとう,のり太さん!!
しずかはその場を離れ,檻に向かって走っていった。
のり太:銀の球は僕が持っている。欲しければ僕と戦え!!
サザエ:フフフ。望むところよ!!
のり太:(よし,「銀の球」をしずかちゃんに渡したことはバレていないようだ。)
サザエ:あんたなんか,すぐに粉砕してあげるわ!!
のり太:フ,それはどうかな。
のり太は,ポケットの中にある「ウメツ」が入ったモンスターボールを取り出そうとしたが・・・?
のり太:(あ,あれ?ない・・・。)
のり太の顔が真っ青になった。
のり太:しまったー!!ウメツが入ったモンスターボールだけ,どこかに落としてきたーーーー!!
サザエ:さあ,いざ,尋常に勝負!!
のり太:ど,どうしよう・・・。
第95話に続く。
スポンサーサイト
第93話 ウメツの召喚!!
支配者:久しぶりの更新。内容を忘れてる人も多いと思いますので,忘れた人は
http://ishibashitoshiya.blog71.fc2.com/blog-entry-152.html#comment
92話(前回)の話を見よう!
~前回のあらすじ~
ピザの斜塔第2階戦。銀の球を手にしたのり太だったが,途中で絵物師良秀に出会う。そしてなんと,絵物師良秀がしずかはしずかを捕らえていた。
現在の第2階戦クリア4名
マスオ タラオ ヤン様 ハタコ
現在生き残ってる人
トラエモン のり太 ムネチ仮面 しずか サザエ タマ そのほか,約40人。
のり太:しずかちゃんを捕らえているなら,返せよ!!
絵物師良秀:ホッホッホ。返してほしくば,お前が手に持っている「銀の球」をワシに渡すんじゃ。
のり太:く・・・。
のり太は腕に,トラエモンからもらった「空気砲」をはめていた。
のり太:(こんなヤツ,空気砲で一撃で倒せるだろう。だけど,ここでコイツを倒したら,しずかちゃんが・・・。)
絵物師良秀:さあ,どうするのじゃ?
のり太:な,なら,せめて無事を確認させろ!!
絵物師良秀:・・・いいじゃろう。ワシについてきなさい。
のり太は,絵物師良秀の後を歩き始めた。
ー10分後ー
のり太と絵物師良秀は,古ぼけた小屋に辿り着いた。
絵物師良秀:あの小屋の中に,あの娘が眠っている。
のり太:な,なに!!それなら・・・。
のり太は,小屋の入り口に向かって走り始めた。
絵物師良秀:フッフッフ・・・。
絵物師良秀は,指をパチンと鳴らした。すると,小屋の入り口がいきなり燃え始めた。
のり太:なに!?お前,どういうつもりだ!!
絵物師良秀:じきに,小屋全体が燃え尽きる。そうなれば,小屋の中の娘はあの世行きじゃ。
さあ,火を消してほしくば,「銀の球」をワシに渡せ!!
小屋の入り口が燃えているので,のり太は小屋の中に入ることすらできなかった。
のり太:(く・・・。せっかく手に入れた「銀の球」を渡すわけには・・・けど・・・このままじゃ・・・しずかちゃんが死んでしまう!!)
絵物師良秀:さあ,どうする?
のり太:(どうすれば・・・どうすれば・・・!!)
すると,のり太のポケットの中のモンスターボールが,突然輝き始めた。
のり太:こ,これは・・・!!
のり太はそれを取り出した。史上最強先生の1人,ウメツのモンスターボールだった。
のり太:そうか,やっと僕も,史上最強の先生を呼び出せるようになったんだ!!
絵物師良秀:な,なんじゃそれは!?
のり太:出でよ,理科の神・ウメツ!!
モンスターボールから,人間が出てきた。
ウメツ:理科の神ウメツ,只今参上!!
絵物師良秀:な,なんじゃと~!!
のり太:ウメツ!!あの小屋の火を消すんだ!!
すると,ウメツは呪文を唱え始めた。
ウメツ:2H2+O2→2H2O!!
H2O,発射ーーーーー!!
ウメツの手から,小屋に向かって水が発射された。そして,小屋の火は一瞬で消えた。
絵物師良秀:そ,そんな馬鹿なぁ~!!
のり太:小屋の火が消えたらもうお前に用はない!!ウメツ,そのままアイツを倒せ!!
絵物師良秀:ひいいいい!!ゆ,許してくれー!!
ウメツ:H2O,発射!!
ウメツの発射した水は,絵物師良秀の体に直撃した。
絵物師良秀ギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!
絵物師良秀は,倒れた。絵物師良秀の下の穴が開き,その中に落下していった。
絵物師良秀→脱落。
するとウメツは,勝手にモンスターボールの中に戻っていった。
のり太:すごい。これが史上最強先生の力か・・・。
のり太は,急いで小屋へと向かった。中には,しずかが倒れていた。
のり太:し,しずかちゃん!?大丈夫か!?
するとしずかは,ゆっくりと目を開けた。
しずか:あ,あら?私,何してるのかしら・・・。
のり太:ああ,よかったよ,無事で・・・。
のり太は,しずかの救出に成功した。
第94話に続く。
クリックしても損はないだろ。はよクッリクせーーーーい!!
「板東サトシの物語」のリンク集です!!
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話
7月25日,第5話アップ!!
次回の更新は1ヶ月後,あるいは投票数が5を超え次第更新します!!
ちなみに「がんばれ,トラエモン!」のリンク集はコチラ
http://ishibashitoshiya.blog71.fc2.com/blog-entry-159.html
ネット小説の人気投票です。投票していただけると励みになります。(月1回)
第92話 絵仏師良秀の計画!!
支配者:ムムウ。みんなのブログ更新率が減ってる・・・?これはやはり期末テストの勉強とかいうヤツですか。まだ試験2週間前にもなっていないというのに。勉強したらダメだろーがー。
~前回のあらすじ~
ハタコさんに足を凍らされてしまったのり太。そこに正義の味方ムネチ仮面が現れ,氷を割ってみせると言うが・・・?
第2階戦クリア4名・・・タラオ・マスオ・ヤン様・ハタコ
ムネチ仮面:必殺!!「108マシンガン」!!
ムネチ仮面は,のり太の足の氷に向かって,108回のパンチを繰り出した。
ドガッ!! バキッ!! バギャッ!! ベガッ!!
のり太:おお!!これはひょっとして・・・割れた?
ムネチ仮面:て,手の骨がああああああああああああ!!
のり太:なんだよ!?割れたのは氷じゃなくて,お前の手の骨か!!
ムネチ仮面:く・・・無念だ・・・無念だよーん!!
するとのり太は,ある事を思い出した。
のり太:そうだ!!トラエモンにもらった「ウメツ」と「ヤマグチ」なら,氷を割ってくれるかもしれない・・・!!
ムネチ仮面:ん?なんだよーん,その「ウメツ」と「ヤマグチ」って?
のり太:トラエモンが言うには,日本には「史上最強の先生」というのが4人いて,その内の2人が,「ウメツ」とヤマグチ」なのさ!!
ムネチ仮面:へー,じゃあ残りの2人は?
のり太:1人は「サカイ」っていうけど,もう1人は知らないらしい。
ムネチ仮面:ふーん・・・。
その最後の1人が自分であることは,ムネチ仮面は想像もついていなかった。
のり太:・・・さっきは「ウメツ」の召喚に失敗したから,今度は「ヤマグチ」を呼び出してみよう。
来い,「ヤマグチ」!!
のり太は,モンスターボールを宙に投げた・・・しかし,「ヤマグチ」は現れなかった。
のり太:くそ・・・やっぱダメか!!やっぱり僕には「正義の心」が足りないのか・・・。
するとのり太は,ムネチ仮面の頭が輝いていることに気づいた。
のり太:そうだムネチ仮面,その頭を氷に向ければ,氷が溶けるかもしれない。
ムネチ仮面:いや・・・僕の必殺「108マシンガン」でも氷は割れなかったんだから,頭の光で溶けるなんて考えられないよーん!!
のり太:いいからやってみろ!!
ムネチ仮面:あ・・・うん・・・。
ムネチ仮面は頭の光を,のり太の足の氷に向けた・・・すると,氷は0,3秒で溶けた。
のり太:やった,溶けたぞ!!これで自由に動ける!!
ムネチ仮面:そんな・・・なんで・・・?僕が30年修行して編み出した「108マシンガン」よりも,僕の頭の光の方が強いなんて・・・!!
嫌だ・・・僕は認めない・・・そんなこと・・・僕は認めないぞおおおおおおおおお!!
ムネチ仮面は,ショックでどこかに行ってしまった。
のり太:お,おい,待てよムネチ仮面!!
ムネチ仮面の姿は,地平線の彼方へと消えていった。
のり太:あー。これでまた独りか・・・。しょうがない,1人で「銀の球」を探すか・・・。
ー10分後ー
のり太は,檻の地点から1km離れた地点で,「銀の球」を探していた。
のり太:(今,檻の中にいるのは4人。だから残りの「銀の球」の数は4つ・・・。)
(その内の1つは,足のケガで動けなくなったトラエモンが所有しているから,実際には落ちている「銀の球」は3つということか・・・。)
すると,草むらの中でキラリと光っている物が落ちているのを見つけた。
のり太:ムム・・・まさかこれは・・・!!
のり太は,それを拾い上げた。それは銀色に光っていた。
のり太:やった!!「銀の球」発見だ!!
あとはこれを持って檻の中に入れば,クリアだ!!
のり太は,急いで檻の方へ走って行った。
ー5分後ー
檻まで,あと100mという所まで来た。
のり太:(よし,今のところ敵はいない。あと少しで第2階戦クリアだ・・・!!)
しかし,檻の前に1人のおじいさんが立っていた。
?????:ホッホッホ。お待ちなさい。
のり太:誰だお前は!?
?????:私の名は絵仏師良秀。悪いことは言わない。その「銀の球」をワシに渡すんじゃ。
のり太:・・・・・・はあ?
いくらのり太でも,こんなヨボヨボのおじいさんに負ける訳がなかった。
のり太:フン。寝言は寝て言うんだな。さあ,そこをどくんだ!!
のり太は,空気砲を向け,絵仏師良秀を脅した。
絵仏師良秀:・・・ほう,いいのか?この子がどうなっても。
絵仏師良秀は,のり太に写真を見せた。そこに写っていたのは・・・しずかの姿だった。
のり太:し,しずかちゃん!?貴様まさか・・・!!
行方不明のしずかは,なんと絵仏師良秀によって,捕らえていのだった・・・。
第93話に続く。
クリックしないと,あなたの期末テストの合計点が2000点下がります。
第91話 再会!!
~前回のあらすじ~
ヤン様から「銀の球」を奪おうとしたら,逆に倒されてしまったのり太であった・・・。
現在の第2階戦クリア3名・・・マスオ・タラオ・ヤン様
ヤン様の「韓国アタック」をくらったのり太だったが,なんとか立ち上がることができた。
のり太:く・・・。命を奪うような攻撃ではなかったけど・・・さすがに痛いな・・・。
のり太は,よろよろと再び草のしげみの中に隠れた。
のり太:こうなったら,次に「銀の球」を持ってるヤツをねらうしかないな・・・。
ー10分後ー
檻に向かって,「銀の球」を持った者が再びやってきた。
のり太:(来た!!今度こそ・・・!!)
のり太は草のしげみから飛び出し,空気砲をソイツに向けた。
のり太:「銀の球」を渡せ!!さもなくばこの「空気砲」で・・・!!
しかし,ソイツはどこかで見た顔だった。
のり太:な,なにぃ!?お前は・・・。
ハタコ:フ・・・また会ったわね。
のり太:ハタコさん!?
なんと,あのハタコさんが再び登場!!
のり太:なーんでハタコさんが第2階戦に出場してるんだよ!?
ハタコ:アンハンマンの隠れ家が爆発した後,湖から出てみたら,そこはピザの斜塔・第2階戦とやらが開かれていて,興味があったから出てみることにしたのよ。
のり太:な・・・第1階戦に出場していないのに,第2階戦に出場するなんてせこくないか!?
ハタコ:フ・・・そんなのどうだっていいわ。
のり太:・・・・・・不意打ち!!空気砲発射!!
ドガアアアアアアアアアアアアアン!!
ハタコさんに,空気砲が直撃した。
のり太:やった!!ハタコさんを倒し・・・。
ハタコ:・・・・・・よくもやってくれたわね。
のり太:げ!!やっぱ全然効かなねえ!!
ハタコ:くらえ,「ふぶき」!!
ハタコさんの口から,氷の粒が大量に飛んできた。
のり太:ぐあああああああああ!!冷たい!!
そして,のり太の足が凍らされてしまった。
のり太:な,なに!!足が・・・く・・・う,動かない!!
ハタコ:フ・・・そこでおとなしくしてなさい。
ハタコはのり太の横を通り過ぎ,檻の中に入っていった。
ハタコ→第3階戦進出決定!!
のり太:し,しまった。あとゴールできるのは4人。僕も早く銀の球を探さないと・・・でも・・・足が・・・動かない!!
ハタコさんの氷はかなり固く,簡単には割れそうにはなかった。
のり太:く・・・だ,誰か・・・助けてくれーーー!!
その時,はるか向こうから,人がこちらに向かってくるのが見えた。
のり太:あ,あれは・・・。
ムネチ仮面:正義の味方,ムネチ仮面参上!!
のり太:・・・なにぃ!!ムネチ仮面!!やっぱり無事だったのか!!
ムネチ仮面:当たり前だよーん!!アンハンマンの隠れ家が突然爆発したけど,それに耐えて,自力で湖の中から脱出したんだよーん!!
のり太:すごいなお前・・・。あ,そうだ。ムネチ仮面,この氷を割ってくれ!!
のり太は,凍っている足を指差して言った。
ムネチ仮面:フフフ。こんなの朝飯前だよーん!!
必殺!!「108(ワンオーエイト)マシンガン」!!
※108マシンガンとは,108回のパンチを連続で繰り出す技である。ちなみにこの技は,ピザの斜塔の扉を破る時に使用。破れなかったけど・・・。
果たしてムネチ仮面は,氷を破壊することができるのか!?
第92話に多分続きます。
クリックしないとあの世に送られます。